Team Mono-Blueのブログ

35GT-RやランエボやインプstiやMTGのことなど

低回転でのトルク・高回転でのターボ

これはランエボに乗り換えて一番最初に思ったことですが、比較対象がGDB-Aだからかもしれませんが圧倒的に下のトルクはランエボの圧勝である。だから素晴らしいとかではなく、とても運転が楽になった。今までは意識はしていなかったがインプを運転しているときは低回転域がスカスカなので結構気を使っていたことを気づかされた。

ランエボが普通でインプがスカスカ過ぎるだけなのかもしれないが・・・。

高回転での加速はこれまた明らかに性格が違う。インプGDB-Aは典型的な「ドッカンターボ」であり、3700回転以上で急にシートに背中を押しつけられる。私はこの唐突な加速感がインパクトがありとても好きだった。ランエボ8MRは確かに他の車と比較すれば鋭い加速だが、下からググッと紳士的に加速してくる。いつの間にかにリミッターに当たると言うような印象である。

将来、というか既に現在は既に「ドッカンターボ」なぞ消えて無くなってしまっているのかもしれない。そんな車に二度と乗れないと思うのかと思うと少しだけ寂しい気持ちもある。車社会が成熟する中、成熟化イコール均一化となるのは致し方ないことなのかもしれない。「良い車」が増える一方、悪く言えば個性的な車が減っているとも言える。ファミコンの時代はどうしようもない「クソゲー」が反乱する一方、熱狂的にさせる秀逸なゲームが存在したように。大事なことは「クソゲー」も独特の個性でもっファンの心を掴んで離さないのである。

「良いだけの車」は我々の記憶から消え去るだけである。性能や評価が高くてもそれが最も寂しいことなのではないかと私は思う。