Team Mono-Blueのブログ

35GT-RやランエボやインプstiやMTGのことなど

想像力を持つ!

どれだけ情報化社会になろうとも「体験」することの価値が下がることはない。

人間どう頑張ってもネットでいくら調べても実際に体験しないとわからないことがいくらでもある。正確に言い直せば、ネットで調べたことを想像して体験に置き換えようとすると誤解が生じる部分がある。


もちろん、「体験」こそ全てで、「情報」を否定しているのではない。「情報」を否定して「体験」ばかりに頼っていたらいくら時間があっても足りない。

ただ、体験しなければわからないことは必ずある。

一つはクルマの性能である。カローラしか乗ったことがない人がGDB-Aの加速を想像できるかといえばそれは無理だ。いくら馬力がいくらでトルクがこんなに差があるという情報は得られたとしても背中を押しつけられる加速は体験しないとわからない。

GDB-Aで出来ることはカローラのそれとは根本的に違う。カローラしか乗っていない人はそれを理解できない。そういった方の中で危険なのは自分が想像できる範囲が全てと思い運転することだ。
「この速度なら安定している」とか「後続車は離れているから大丈夫」とか「このスピードなら追い抜かせる」とか。

高速道路でウィンカーを出さないで車線変更する人がいる。自分が彼らを非常に嫌悪する理由は規則違反とかそんなものではなく、「自分の想像の範囲内でしか状況を認識していない」ことに腹が立つ。恐らく彼らも年がら年中ウィンカーを出さない訳ではないと思う。「後続車も離れていし周囲に知らせる必要がないから」ウィンカーを出さない。でも、そうではない。彼らが考えている以上に加速するクルマはいくらでもあるのだ。それがわからない。一生わからない。