開幕前日 宮國の覚醒は澤村をも覚醒させる!

覚醒の時。

未だに訪れない辻内の覚醒ではなく、宮國二十歳。今年はひょっとしたらひょっとする、タイトルにも手が届いてしまうのではと甘い想像を膨らませる程のオープン戦の出来。

身体も芯が太くなり明らかに球速も上がった。テンポも良いし言うことなし。こうなると内海杉内宮國が完全に抜け出し、菅野がそれに追い付かんとする。あれ?澤村は?

つまり上原以来の右のエース誕生間近。しかも二十歳そこそこ。彼の前ではすでに坂本も落ち着いて見えてしまう。

ジャイアンツの枠にとどまらず、マエケンか宮國か、というレベルまで飛躍できるか、その可能性、ポテンシャルは充分すきるほとある。

そうなると微妙な立場になるのが澤村。今まで必然的に右と言えば澤村なので、しっかりとした立ち位置が出来ていたがそうもいかなくなる。

(澤村のポテンシャルから見たら)煮え切らない成績を続けている彼ではあるが、ことあるごとに最大の敵は自分であり、相手バッターを「制圧」することを目標としてきた。つまり、同じ投手陣のことなど眼中にもない。しかし宮國の台頭は澤村を自分の世界から引っ張り出し、刺激以上のものを与えるのではないかと期待する。

明日の開幕戦は勝つか負けるかなんて問題ではない。いかに宮國がカープをねじ伏せて観客の度肝を抜くか、だと思う。