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サンディエゴ学会・観光記

2013年8月 サンディエゴ旅行記

SPIE出席のため、8月26日(月)に出発。飛行機は17:25発のJAL066便。機体は最新鋭の曰く付きB-787。

今回も成田空港にはクルマで向かい、terminal乗り捨てで預ける。空港で出発までの時間を悠々過ごしたい自分は、13時には空港に到着する。荷物を預けて早速昼食。いつもの寿司屋で生ビールと寿司を食す。その後、空港のお店を一回り。JINSで丁度よいサングラスを発見し早速買う。このサングラスはサンディエゴで大活躍してお気に入りだったが、最終日前日にHortonPlazaで紛失する。30分で綺麗に無くなるからアメリカは気が抜けない。パスポートなどをなくしたわけではないので良かったと、自分に言い聞かせる。

やることもなくなったので第一ターミナルにでも足を伸ばそうと持ったが、手荷物にパソコンが入り重くて断念。早めに出国を済ませてサクララウンジでくつろぐこととする。今回のサンディエゴ行きは第2ターミナルの別館(シャトルで移動する建物)で、そこのサクララウンジに行くが、お目当てのシャワーやダイニングが無いことに気づきすぐに本館に戻る。改めて本館のサクララウンジに入り、シャワーの受付をする。やや混んでいるのでバイブの受信機を渡されて待つことに。その間にダイニングで生ビールや軽食をつまむ。生ビールはグラスも冷蔵庫に冷えており自動注ぎ器で注ぐ本格的なビール。すでにこの時点でかなり飲んでいる。メゾンカイザーのクロワッサンを食べている内にバイブが鳴りシャワー室へ。初めて利用したが本当にホテル仕様で綺麗でビックリ。以前はサクララウンジを使用していたにも関わらずシャワー室の存在を知らずに、本館にある有料シャワー室を使ったがこれがかなり酷くて幻滅。これからはラウンジのシャワー室は必須ですね、

シャワー後はラウンジでPCを閲覧し、意外に早く時間が過ぎる。いよいよ出発時間も近づいたので別館へ移動。ビジネスクラスなので優先搭乗なのだがビジネスの客が多い。というかサンディエゴ便にはファーストクラスがなくビジネスとエコノミーのみの仕様。そのためビジネスクラスが若干多い印象となる。今回は1Hということで最前列。じつは最前列はモニターが引き出すタイプなのでやや小さく面倒。少し失敗。1列目の窓際ならトイレにも自由に行けるし良かったと思った(今回は通路側)。例のボタンで操作する窓のscreenも触れずじまい。787の印象は、機体が見た目コンパクトなのに中は普通、そしてとても静か。濕度も以前より保たれているという話しで、乾燥はそれほど気にならなかった。シートは一応殆どフルフラットになるのだが、仕切りが高いわけでもないのでプライベート感はあまりない。でもホノルル便のビジネスより100倍ましだが。機内ではちょっとした布団が既に置いてあって、さらに希望者にはカーディガンも貸してくれる。よって基本的に機内で寒い思いをすることはなく、これまでのように冷房対策の上着などは全く必要無い。半袖、短パンで十分。食事は和食を選択。シャンパン2杯からの日本酒だったが、CAが忙しそうでなかなかお酒のおかわりを頼むのがはばかられる。和食の味はまあまあ。やや味付け薄め?食事が終わると機内も暗くなる、今回は映画でなく電子書籍で漫画「岳」をよんだが、感動しすぎて涙ばかり流す。その後はシートを倒してひたすら寝る。寝たような寝ていないような浅い眠りだったがいつの間にか時間がたっている。到着前に軽食やデザートを好きに頼めるのだが、やはりCAが忙しそうだったし、眠いのもあり結局頼まずに水だけもらう。意外に10時間は長く感じなかった。

サンディエゴ国際空港に着陸。小さな空港ですぐに乗降口に着く。降りるとすぐに入国審査のゲート。JALなので殆ど日本人。待っていると係員が大きな声で何かを中止している。どうやら携帯をいじるのは御法度のよう。cellphoneっていうのね。mobilephoneでなくて。入国審査ではいつも通り滞在期間と目的を聞かれて終了。続く税関では機内で記入した用紙を渡すだけなのだがここで早速「Are you student?」と先制攻撃。こっちは33歳だっていうのに。空港ロビーに出るとやはり小さな空港で余計な者はほとんど無い。リンドバーグが太平洋?横断に飛び立った空港で、リンドバーグ何とか空港の別名もあることから、ロビーにはその飛行機の模型が飾られていた(ということを知ったのは滞在中で、最初は意味がわからなかった)。

 タクシーでホテルまで向かう。Minorなホテルなので住所を教えてくれ言われるが、fifteenとeeighteenの区別すら通じず先制攻撃。空港から20ドルせずにホテルに到着。ホテルは安いところで冷蔵庫もドライヤーもない。それでも1日75ドルとるから良い商売だと思う。日本のビジネスホテルの出来の良さに感心する。

サンディエゴはトロリーが3本走っており、1日5ドルで乗り放題。これをうまく使えば殆どの場所に行ける。まずはseaport villageへ。退役した空母Midwayが展示されたり、お店や飲食店が並ぶ。適当に散策した後にfashonvalleyへ。ここはいわゆるショッピングモールで大規模。Hollisterも入っておりなんだかんだで買ってしまう。結局ここには3日連続で来ることに。その後はホテルに戻り、夕食に。サンディエゴは湿度が少なく過ごしやすい。夜になると少し涼しいくらい。初日はスポーツバーの様なお店に。基本ビールとアメリカ的な肉や揚げ物があるお店。点内には大型のテレビが何台もあって、スポーツ番組をいくつも流していた。2件目はIrishBar。しかし入店しようとすると僕だけ止められIDを見せろ、と。ここでも未成年チェックが入り驚愕。アメリカで僕独りでは自由にお酒を飲むことも買うことも難しいらしい。

2日目は午前中から行きたかったメキシコ(ティファナ)へ向かう。トロリーのBuleLineを終点まで行き、そこから徒歩で国境を越える。アメリカからメキシコへはただ歩いてゲートを通過するだけで審査もなにもない。帰ってくるときはかなり長蛇の列で待たされて普通に入国審査がある。

ティファナは良くも悪くもメキシコそのもの。とたんに街の雰囲気、人間、臭い、町並みが変わり、貧富の差を感じる。繁華街に歩いて行く途中に川を渡るのだが、悪臭が立ちこめる。その川沿いにはゴミが散乱しており、何の目的かわからないが、人が沢山集まっている。これが世界のrealだと思った。繁華街に入ると土産物の店が建ち並ぶ。我々を見ると日本人とわかったのか「シャチョーサン」「タナカサンミルダケミテ」「ビンボーネダン(安いといことだろう)ネ」と怪しい日本語で声を掛けてくる。「アメヨコヨリヤスイ」というのには驚いた。それらを華麗にシカトしつつ、途中の地元の有名でも何でもない店でタコスとコロナを頼む。いずれも2ドル前後で安い。そんな適当なところで食べてたら、シーザーズサラダ発祥のシーザーズプレイスというレストランに行きそびれてしまう。そこのレストランだけはちゃんとしたお店だった。徒歩で行けると言うが、メキシコ往復は帰りの入国審査もありちょっと大変。でも良い経験だった。

3日目は発表練習のため遠出はせず、御昼にファッションバレーを散策しお土産のシャツをHolisterで購入。自分用にアバクロも少し買う。円高が是正されてあまりうま味はない。

4日目は朝から発表。終わった後はseaportvillageにあるfishmarketで食事。ここは新鮮な魚介類が並び、好きな調理法で食べられる素晴らしい店。海辺で眺めも良く御勧め。地元の人も御勧めらしい。その後oldtownに足を伸ばすが、今ひとつ拍子抜け。あそこでメキシコ料理を食べるなら話は別だが見て回るだけなら少し退屈。

まとめると、サンディエゴは季候も良く治安も悪くないので過ごしやすい街であった。街の人も外人の観光客がそんなに多いわけでもないせいか、拙い英語にもFRENDLY。英語力は、言いたいことは言えるが、発音が悪くて通じないことも多い。リスニングが全然ダメなのは痛感した。ただ、生活に酷く困ることはないしハワイとそれほど変わらないと思う。5thAveに立ち並ぶレストランは魅力的だし予想以上に素晴らしい街だった。10年に1回は言っても良いかな。いずれにせよ、JALの直行便が出来た御陰だと思う。787には頑張ってもらいたい。因みに出発の丁度次の日の同じ便は787の不調で出発3時間後に引き返すという最悪のscenarioだったらしい。よかった。