祝!香月選手勝利投手!

今年は独りで香月ぶっ込み宣言。

オープン戦からの投球を観て、実直に低めを丁寧に投げ込む姿に感動した。速球もなければ鋭い変化球があるわけでもない彼にとって、そうしなければ生き残れない。つまりプロで生きていけない必死さがある。感動があるわけではないが、その必死さに自分は心打たれる。その必死さは、自分に通ずる者があるかもしれないから。

去年の成績を考えれば、今年結果を出さなければ戦力外も十分考えられる。30過ぎの中継ぎ投手が再就職するのは難しいかもしれない。そんな悲壮な覚悟さえ香月の背中には漂っている。

一回10得点の逆転劇の中に埋もれているが、香月の1イニングがあったからこそ奇跡が起きた。期待の笠原が予想外に崩れた中、その日も淡々とこれでもかと低めに投げ続ける彼の姿があった。

見たか宮國、笠原、これが人生を懸けた男の投球だ。

2年ぶりの勝利は決して偶然でも棚ぼたでもない。勝つべくして勝ち取った1勝だ。