Team Mono-Blueのブログ

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バレンティンとバーネットの乱闘騒ぎについて客観的に思うこと

はじめに断っておくが自分はジャイアンツファンであるがヤクルトには負の思い入れは全くない。むしろ何となくヤクルトには苦手意識があるので手強い存在と思っている。

その中で昨夜のバレとバネの乱闘騒ぎについて思うところをいくつか記したい。

1,バレの守備力について

・バレの態度が云々以前に守備力がより重視される現代野球では、余程の打撃成績がないと拙い守備は相殺できない。少なくとも現在のバレの成績でようやくイーブンくらいと考えるのが妥当であろう。間違ってもこれだけ打っているのだから守備力をうるさくいうのは酷だよ、というのは前提条件で間違っている。

・神宮だからいいものの、ナゴヤドームや札幌ドーム等の広い球場では総合的に戦力としてはマイナスになっている意識がないといけない。それを意識した上で使わざるを得ないのだろうけど。

・小川監督自身も後悔していたが、最終回に守備固めを起用しなかった責任は大きい。

・バレが守備もそこそこうまかったらそもそも来日せずメジャーに定着していただろう、という冷静な指摘も同意する。これはバレに限らない話。ロペスもセカンドがこなせていたときはメジャーのオールスター選手だった。残念ながら一塁手で打てる選手はメジャーには山ほどいるので相手にならない。

2,小川監督について

・守備固めを出さなかった采配については前述した。

・少なくともバレをコントロールし切れていないし、態度やプレーでチームに対するマイナスの影響を黙認している。このチームへの影響まで守備力に足し合わせると明らかにバレの出場はマイナス。

・いい人だと思うが限界だろう。むしろヘッドコーチなど補佐する役目が向いている(というか、元々そうだった)。

・あんなベンチの雰囲気でやっているほかの選手がかわいそう。

3,バネについて

・バレに言いたい気持ちもわかるけど、信頼感が乏しい。巨人ファンからするとバネが出てきても「何とかなるかも」という期待が持てる。

結論

・総合的に見てバレが出場しているからといって決してチーム力が上がるわけではない。

→チーム事情で出さざるを得ないというのはわかるが、「これだけ打ってる選手を出さないなんて考えられない」という声はあまりに現代野球の守備力を重要視していない。