Team Mono-Blueのブログ

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ST系セリカ、僕の全ての原点

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人生で初めて乗った車は赤のST202セリカだった。今思い返すとクルマに対する想いは今に負けないいやそれ以上だったかもしれないが、それに見合うだけの知識も情報も自分には無かったのだと思う。

当時学生であった自分にはお金もなく、親を説得して購入することになった。「家族用のクルマ」と言っておきながら2ドアクーペを選んで何も言わなかったのだから理解ある親だったと思う。

何もわからずに中古車情報誌をめくっては必死で条件に見合うクルマを探していた。

まず前提として親に買ってもらうと言うことで価格は50万前後で探していた。


その中で当時の自分が基準にしていたのは外見だけだったと思う。まあその中でST系セリカを選んだのは我ながらセンスがあるなとは思う。(!?)今でも時々見かけるがとても15年前のクルマとは思えないスタイル。リアへの流れるようなラインは色気があって古さを感じない。独創的なヘッドライトも同様で、「ST系」と言ってもわからない人は沢山いるけど「あの丸目4灯」と言えば分かってくれる。

話は逸れたが、結局最終的に選んだのは50万前後のST202のSS-Ⅰ。正直に言えばエンジンの性能も知らないしただ見た目だけで買ったも等しい。トヨタセリカWRC黄金期を築いたのを知ったのもずっと後の話しだ。でもあの頃には余計な知識など必要なかった。ただただ自分のクルマでただ走るだけで楽しかった。

非力なクルマだから高速ではトラックに煽られて結局道を譲ったりもした。でも、スポーツモードのスイッチを入れればどれだけの効果が有るのか分からなかったが、スポーツカー相手でも頑張れる様な気持ちになった。


本当は「当時にもっと詳しくクルマの知識が有ればもっと良いクルマを買ったのに」ということを今回書き残しておこうと思ったのだが、途中まで書いていてやっぱりこのセリカがあるからこそ今があるんだなと思い直した。ありがとう!